いろは歌
いろはにほへと ちりぬるを
わかよたれそ つねならむ
うゐのおくやま けふこえて
あさきゆめみし ゑひもせす ん
色は匂へど 散りぬるを
我が世誰ぞ 常ならむ
有為の奥山 今日越えて
浅き夢見じ 酔いもせず
すごいですね。
この歌は全ての仮名を1回ずつ使い、
しっかりと意味がわかるようになっている文章。
先日、小学生のピアノ男子○○くんに
『ドレミファソラシド』はイタリア語で
日本音名でいうと『ハニホヘトイロハ』
ということを教えていました。
私が「ハニホへト」と言い始めると
○○くん、
「先生、じゃあこうかな?
この音がイで、この音がロで、、、と
イロハニホヘト チリヌルヲ ワカヨ、、、??、、、あれ?なんだっけ?」
○○くんは3年生、
いろは歌をよく知ってるね、と言うと
「うん、何かで読んだんだ」と。
○○くんは色んなことに興味があり
記憶力もかなりいいです。
私も後半ちょっと記憶が定かではなかったので、
レッスンが終わって調べてみました。
昔習ったのであるのかもしれないけど、
そのころはあまり意味も深く考えず。。。😅
改めて歌の意味を知ると。。
深いですね〜。
仏教の教えを意味する文章だそうですね。
また文章の中に暗号が入っている、という説も。
今では『あいうえお』の50音で読み書きするようになったので
いろは歌は知識のひとつぐらいなのかしら。
現代の新小学一年生が『あいうえお』を一生懸命覚えるように
昔の人は『いろは歌』を初めに覚えたのでしょうね。
でも時代が変わっても
どこかで時々使われていることば。
音楽用語でも。
知識は多いほど、人生楽しい。
生徒さんとお話していると
再度確認したくなることがあります。
間違って覚えていることもあると思う
でも、絶対に間違ったことは教えられない。
ちょっとあれ?と感じたら
しっかり調べないとね。😘
最後までお読みいただきありがとうございます
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